「あれれ?
二人は名前で呼び合う仲なの?」


「うん!
なんか気付いたらお互い名前で呼んでたよね?」


「そーだっけ?
悠が名前で呼ばないとイジけるから〜」


「ちょっ!それは秘密って言っただろ。
今のは書かないで下さいね?」


「アッハッハ!
面白いんだね二人共!
けど美男、美女で一緒に居たらお互いに意識しちゃうんじゃない?」


「コイツの何処が美女っすか?
意外と口悪いよ!」


ポロッと本音を言った悠の足を


奈留はヒールで思いっ切り踏んだ


「も〜!
私は口が悪いんじゃなくて元気なだけでしょ?」