気付いた時には大声を出していた


「悠は前からこの仕事を楽しみにしてました!
新人だから何がダメなんですか?
誰だって新人の時代はありますよ?
彼の本気を信じて下さい!」


もう無我夢中で頭を下げた


「君は…」


「私は!!
彼の友達で今日は撮影の見学に来きました。」


「これだ!」


男は呟いた


監督は私を部屋に戻る様に指示し、仕方なく戻った