「麻弥、俺の顔見ろ。」

陸斗は急に真面目になった。





「無理・・」
こんな顔のあたし、見られたくない。





「いいから!!」



あたしは両頬を陸斗の手で挟まれた。







陸斗の両目は今あたしを見ている。

そう思うと、あたしの体はカーッと熱くなった。








そして陸斗は言った。


「俺は麻弥のこと、本気で好きだから!!
他の奴がどう言おうと、関係ないから!!!」







「え、ホントぉ??...」