「クリスティナ、俺のものになれよ…」


壁に手をつき、俺付きのメイドであるクリスティナに甘く囁く。

クリスティナは照れたように頬を染めて……


「掃除の邪魔です。どいて下さい、王子」





……くれるはずがなかった。