藤堂さんからのメールを開くと、ただ一言「本当に愛してたんだ」と書いてあった。




受信時間は、あの日の夜。



アタシは彼のアドレスとメールを全て消して、

メールをくれたみんなに返信を送った。






バイト先の店長にメールを送ると、すぐに電話がかかってきて、


「つっきーがいないからシフトまわすの大変なんだからッ」と嫌味を言われながらも、


「でもゆっくり休んで」と言ってくれた。




他にも大学の友達からも電話がきたりして、アタシは久々に病院の外の人たちと話した。