藤堂さんからのメールを開くと、ただ一言「本当に愛してたんだ」と書いてあった。
受信時間は、あの日の夜。
アタシは彼のアドレスとメールを全て消して、
メールをくれたみんなに返信を送った。
バイト先の店長にメールを送ると、すぐに電話がかかってきて、
「つっきーがいないからシフトまわすの大変なんだからッ」と嫌味を言われながらも、
「でもゆっくり休んで」と言ってくれた。
他にも大学の友達からも電話がきたりして、アタシは久々に病院の外の人たちと話した。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…