それからあたし達は、手を繋いでかえった。


この時誰かがあたし達を恨んでたるんて、考えもしてなかったから。




「ついたぞ。」

風龍に家まで送ってもらい、手を離した。

「ありがとー。じゃあまた明日ねっ!!バイバイ。」


手、握ってなかったら冷たいなあ〜。

なんて思いながら、風龍に手をふる。


「おう。じゃな?」


風龍も手をふりかえしてきて、バイバイする。



ぎゅっ!!




でも、後ろを向いたら、抱きしめられた。




「えっ!!風龍??」


「離れたくねぇ。」