風龍からは、香水の甘い香り。


髪はやん毛だけ伸びていて、女のあたしよりサラサラ・・・。


香水とは別に、シャンプーの男の子の匂い。





「・・・ねえ、風龍〜??」



あたしは、その香りに酔ったのか、風龍の背中に顔をスリスリ・・・。



「あ・・・??・・・つかその仕草止めれ。襲うぞ。」


バッと顔をはなす。


「変態。・・・。ありがと、ね??」



あたしの口から出た言葉?!


「何が??」


「さっきも、今も、嬉しかったよ??ほんと、ありがと・・・。///」


言った後から恥ずかしくなってきた!


「何だよ突然。宇依那と思えねー。(笑)」



「うっさいっ!!素直に受け取れっ!!」




バシッと頭を叩く。

風龍は
いってぇ
と言った後、足を止めた。




「風龍??」

「まじ、素直に受け取っていい訳??」


「は、へ、うん。」