そっ

と、後ろから覗く。


可愛い。
可愛すぎっ///


でも・・・

宇依那が泣いてるの
見てらんねぇ・・・―――っ。


ギュッ

俺は本能のまま
宇依那を抱きしめていた。


チャイムがなり
なかなか出ない宇依那の代わりに
俺が玄関を開けた。

そこに居たのは
見たことない女。

でもその女は
俺を知ってる。

誰だ・・・。

とにかく玄関を閉める。


ぼーっとしてる宇依那に
俺は耳本で叫ぶ。

「きゃっ!」

可愛い・・・。


とか思ってたら
宇依那がもぞもぞし始めた。

なんだ・・・?