「宇依那。今の女、友達?」


「・・・」

友達じゃないよ。

あんたの今日の
相手だった人でしょ・・・。


「宇依那・・・?」



ずっと黙ってるあたしを心配したのか
風龍は
あたしの顔を覗いたり
目の前で手を振ったり・・・

ばぁかっ!

最低っ!

いっつもあたし
とばっちりくらう。

風龍があたしの事好き
だとか
風龍はあの女の為にHを中断する・・・

とか、
色んな噂が広まって
あたしはイジメられる。

てかっ!
風龍があたしを好き?!あたしの為に?!

ふざけんなっつーの!


てか、
それがホントだったら
吐き気するっ!


「うーいーなーっ!!たくみ ういなーーっ!!!」

「きゃあっ!」