ずっと同棲に憧れてた。毎朝隣を見ると愛しい人がいる。
お互い照れ笑いを浮かべながら`おはよう´って言ってキスをする。



そんな生活に憧れる私は、ハッピーエンドばかりの少女漫画の見すぎだったのかもしれない。




格好良くて。
優しくて。
時には怒ってくれて。
我が儘ばかりの私でも見捨てないでいてくれる。



そして愛してると言って抱きしめてくれて、その温かい腕の中で幸せを噛み締める。