私が雪兎のことを好きなのか。


そして、雪兎は私のことどう思っているのか。



昨日のはどういう意味なのか。


すべて…わかるんだ。




キーンコーンカーンコーン。



昼休みの始まりのチャイムがなった。



チャイムがなると同時に、怜奈は私の席に来た。



そして私の腕を掴み、引っ張った。



「行くよ!」



「う、うん!」



怜奈も私も、真剣な表情だった。