「河瀬の席は窓側の前から4番目だ」



「はい」



河瀬くんは返事をすると、いわれた席についた。


って、私の隣じゃん!



「隣だね、よろしく!」



「えっ…あ、うん!」



河瀬くんにいきなり話しかけられたことで私の心臓はバクバク。



河瀬くんの美しい瞳に、吸いこまれそうになった。



HRのあとの掃除時間。怜奈が河瀬くんと親しげに話しているのを目撃した。



えっ…?怜奈、知り合いだったのか…?



すると、2人がこっちへ歩いてきた。



え?え?なんなのー!?