怜奈は幸せそうに頷いた。



「だ、誰!?」



それが気になるんですけど…。



「教えてほしい?」



「当たり前じゃん!」



「んじゃあー……」



キーンコーンカーンコーン。



怜奈が言いかけた時、ちょうどチャイムが鳴った。



そういや今日はぎりぎりで来たんだっけ…。



「またあとで話すね!」



そう言いながら怜奈は自分の席へと戻っていった。



あー、怜奈の彼氏って誰だろう…。


気になるな…。