「ないってこれは!」



パンを口に挟み、大急ぎで学校に向かった。



絶っっっ対あの夢のせいだ!


学校につくと、怜奈が笑顔で近づいてきた。



「おっはよ~癒杏!」



「お、おはよ」



いつも以上にテンションの高い怜奈にびっくりしながらも、私はとりあいず挨拶を返した。



「私、彼氏できたよ♪」



あ…テンションの高い理由ってそれか。



って…えええええええええええええええっ!!!!!



「彼氏!?」



「うん!」