雪兎が教室から出ていって、1分ぐらい沈黙だった。



「か…かっこよかったね~!!!!」



しばらくして、怜奈が口を開いた。



「そうかなぁ?私には相変わらずの生意気男にしか見えなかったけど」



「あ、そうそう!!!癒杏、佐伯様とどんな関係?」



「え?」



「だって親しげに話してたじゃん!」



「どんなって…ただの幼馴染だよ」



「それだけ~?」