びたー


貴方に釣り合う人になりたいと
いつも強く願っていて
好きでもないたばこも
もうなれてしまうくらい

ねえ貴方に近づくため
すべてはそれだけのため

それなのに何故?

どんなに大人のふりをしても
所詮あたしはまだコドモで
抱きしめられて
何度キスを交わしても

貴方にまとわりつく
「あのひと」の香りに
こんなにも
胸が苦しくなる

貴方の一番になりたいだなんて
そんな夢みたいな事
願うべきじゃなかったのに

止まらない想いが
胸を締め付ける


好きじゃないのなら
いっそのこと
思いきり突き放してくれたなら
もっと楽に泣けるのに、