~一年後~



「ベリー!」

「優也!久し振りやね♪」

優也は修学旅行の自由時間にわざわざ私に会いに来てくれた。

「スッカリ関西弁が染みついてんぞ。」

「せやね。もう一年になるからねぇ。」



優也に会えてよかったなって。

何回も繰り返し心の中で繰り返す。

夢で恋して、現実で叶える。

私の夢恋――。

ありがとう。