「それより、これからどう住むかが問題だよな…。実家はどこだい?」

「大阪です…。」

「そうなのか…。そうするとお友達とか離れちゃうもんね・・・。」

それだけは最悪なことだった。

「そ、それだけは!!」

「うーん、とは言ってもねぇ。一人で暮らすのは無理だしな…」

「そんな…。」

皆のことより、まず最初に頭に浮かんだのは優也だった…。