時が過ぎるのは遅すぎる…



十時丁度…

近くにベリーの姿が見えた。

「あっ優也!」

「あ、ベリー。オハヨ」

「うん。オハヨ。待った?」

二十分くらい待ったけど…

「いや、待ってねェよ。今さっき来たばかり。行こ!」

「うん…」

ウソってばれたかな。