「手紙、書く!!」

実架子が突然叫んだ。

「手紙書いて次に会ったら渡す!名前も知らない運命の人…」

実架子は楽しそうに話す。

「楽しそうだね。」

涼が言う。

「当たり前よ。これが恋…なの!」

「あ〜、そうですか…」

「あんたも恋しなさい!早く冬眠から目覚めなさい!」

適当な返事をした涼に、実架子は少し強めに言った。