「昨日の合コンどうだったの?」

朝から元気のない実架子に愛がたずねる。

「聞かないで…」

「ま…、そんな時もあるよなぁ…?」

優一朗が言う。

涼と愛が頷く。

「あれぇ?暗いですね、皆さん。」

「新ちゃん!?」

4人のもとにやってきた新は陽気に話しかける。

「なんだよ、新ちゃんはご機嫌だな。」

優一朗が言う。

「普通だよ。なに?実架子ちゃんが負のオーラ放ってるわけ?」

新は元気のない実架子に気付く。

「そっとしておいてあげて。」

涼が言う。

「いつもの事だよ。」

優一朗が言う。

「実架子ちゃんも涼ちゃんに負けず劣らず男運ないねぇ。」

新が言う。

「やっぱり?」

実架子が言う。

「そんな2人にひとつずつ、いい情報をあげよう。」

新が言う。