「いつもの時間になっても来ないんだから!」

「実架子ちゃん、ごめん!」

涼は友達の実架子に謝る。
どうやらいつも一緒にお昼を食べる約束の時間に、涼が現れなかったので実架子が捜し回っていたようだ。

「あっ!涼ちゃんいたの?」

「おせぇぞ〜」

涼と実架子を見つけた男女が声をかける。

「愛ちゃん、優一朗君ごめんごめん!」

涼が謝る。

「じゃあ〜行きますか!」

優一朗が言う。

「行こ行こ!」

愛が言う。

4人はいつも一緒の友達グループ。