「お嬢様どうかしましたか?」

「いいえ。

 もう大丈夫ですから

 執事は今日はもうこの部屋に来なくて平気ですよ。

 そのうち寝ますから」

逆に居られると気分が狂っちゃうから。

「はい。

 分かりました。

 しかし

 稜哉って呼んでくださいって言いましたよね?」

そういうと
執事はまたキスをしてきた。

「いやっっっ。

 そういうことは

 キスして欲しいと思う人にやってください」

「お嬢様もしかしてみてました?」