「お・・・終わった」






「京ぴょんおつかれー」







「校長先生なんて言ってたの?」







亜子ちゃんが首をかしげて俺を見つめた。







「今から学校来るって。でもって、ここで詳しく話を聞くらしい」







「あ、そっか。うん、普通来るよね」








はい、と渡されたコーヒーは、とても熱かった。






まだ冷房が効いているからいいが、外で渡されたらたまったもんじゃない。






すると、タイミングよく、職員室のドアが開いた。






3人同時に、ドアの方向を見ると、そこにいたのは、黒川先生。






あ・・・なんか、そうだと思ったわ。