窓から漏れる太陽が温かい。





部屋にまで冷房がついているため、外の空気が暖かいぐらいだ。






「・・・大丈夫か?」






ベットの横にあったイスに座ると、背中に太陽の暖かさを感じた。






「だ、大丈夫です!!・・・でも、京さんの方こそ・・・なんか、すいません」





「ホントだよ」





「ギャスッ!素直に言っちゃいますかッ!?」





「・・・まぁでも、勝手にやった俺たちも悪いんだから、迷惑なんぞ言えねぇけどな」






ふっと笑うと、蒼井も安心したように笑った。






あぁ、やっと、心からの笑顔だ。






その笑顔に安心する、俺がいた。