エレベーターがゆっくりと開くと、目の前は、人でいっぱいだった。





俺が下りると、待っていた人たちが一斉に入っていった。






「・・・多いなぁ・・・」






ちょっと人とぶつかって、右腕の傷がヒリヒリする。






でも、その痛みもすぐにひいていった。





歩いていくと、403号室とかかれた部屋があった。





蒼井実凪




高倉七菜




森近春臣





・・・あ、合室なのか。




たかくら・・・ななみと、もりちか、はるおみ・・・。





とりあえず、403号室の扉を開けた。