「で、この家に関係あるから入ってきてもいいの、よっ!!」






『よ』、と同時に左頬をガーゼの上からたたかれた。






「ちゃんとしてないから、あとで病院で見て貰いなさいよ」






「ありがとうございます」






「あらやだっ///やっぱイケメンねぇー最近の子わぁ♪」






「・・・どうも」






さっきまで普通にしゃべってたのに・・・急にくねくねしないでくださいな。






「でも、ありがとうね。あの子、妹、お人好しだから、あんなろくでなしと結婚しちゃって・・・・・。でも、ほんっとに、助けてくれて、ありがとうね♪実凪ちゃんのことも・・・」





「あ、いえいえ・・・そんな・・・」






俺はぺこりと頭を下げた。





おば・・・もとい駄菓子屋のお姉さんは、警察に呼ばれて、家の中へと入っていったのであった。