「ーいたっ」
私は悲痛な声をあげた
雪が痛いぐらい掴む
さすがに柳下はキレたらしく
「おいっ。痛いみたいだからはなせよ。 」
雪は負けじに
「はぁ?おまえがはなせよ?」
ギリギリと雪は私の手首に力をこめた
半端ないぐらい痛い
半分涙目な私