『その話なら話せないって言っただろ?』


パパは私を無視するかのように自分の部屋へと向かおうとした。


『待って。瞬に病気のこと聞いたよ。今からの質問は瞬個人の質問じゃなく脊髄小脳変性症って病気がどんな病気かっていうのなら守秘義務に反さないよね。』


パパは部屋に行くのを止め先ほどのソファーに腰かけた。