『お前なんでサイン無理したんだよ!!』


肩を掴まれ罵声を浴びせる先輩キャッチャー


そう、僕は先輩のサインを無視してカーブではなくストレートで勝負に挑んだ。


結果大量失点となった。


『お前いい加減にしろよ。お前は来年あるかもしれねぇけど俺たちにはもうねぇんだよ!!』


『すみません。』


僕はとりあえず謝ることしか出来なかった。