携帯を切って、2階にいる幹太に声をかけた。

「幹太ぁ、裕子お姉ちゃんと一緒にプール行かない?」

ゲームをしてた手を止めて、こっちを見た。


「行かない。」

「行こうよぉ。」

少し、クネクネしながらブリッコをしてみた。


それを見ていた幹太が一言

「歌恋……キモッ」
落ち込むな、あたし。相手は幼稚園児じゃない?

ちょっと、キモいて言われた位…。