リョウ先輩…?あぁ…きっと私が目をさました時に居た人のこと…



その人は私の何なんだろう…



騒ぐ私を落ち着かせ…医者を呼んでくると誰かに電話すると言ってどこかに行ったきり戻ってこない



「何もわからないの…ごめんね…君のことも私のことも…思い出せないの…。」




「そっ…か…」



そう言った瞬間、その子は泣きそうになりながら答えた…




私は記憶が消えたんだ…



その時やっと自分は記憶喪失だと実感した…