「いつも思うけど、ここってこんなに料理の種類あるんだね」





撮影に参加する人数が多いためバイキング形式になっているが、毎日違う料理が並んでいる。






「作ってる人が毎日変わってるんじゃない?」




リオがコップに入った水を飲みながら言う。





妃がリオの言葉に頷き




「そっかー」




と言ってアイスを口に運んでいた。







リオの座っている席から、まる見えの悠平と千紗。





やっぱり2人は楽しそうに話していて…







私はずっと千紗に言われた事を考えていた。











『悠平君、アンタには似合わないわよ―…』