「リオ、良かったね!」 妃が本当に嬉しそうに笑う。 「べ…別に、良くないよ」 リオは気にしていないように振舞って、箸をすすめる。 …嬉しいなんて、恥ずかしくていえる訳が無い。 でも、その後のリオの笑顔が多い事に妃は気づいていた。 部屋に戻ると、 「明日はリオと悠平君だけの撮影だけど、私も見に行くね!」 と妃がニッコリ笑ってた。