ホテルでの夕食をとるときも、千紗は悠平の隣に座っていた。 …何よ、付き合おっかとか…言ってたくせに。 リオは2人の光景から目を逸らした。 「リオ、これあげるよ」 妃が哀れみの目で、高そうな肉を差し出してくる。 「いらないよ、苦手なの知ってるくせに(笑)」 リオは軽くあしらうと、夕食を軽くとると部屋に戻っていった。 何、傷ついてんだろ――… 馬鹿だなぁ…