「もう来たんだ」






リオの言葉に悠平が口を尖らせた。






「何で?俺、来ちゃだめ?」







「いや、そうじゃなくて!ていうか、来るの早かったね!」





妃がカンペキのスマイルでフォローした。





「そう?ていうかリオ…」






「悠平くーんっ☆」





悠平がリオの名を口にしたとたん、撮影が終わったのか千紗が駆け寄ってきた。