「リオ、おはよ」 妃が可愛い笑顔でニッコリと微笑んだ。 リオは眠そうに欠伸して 「んー…おはよ…」 と答えると軽く目をこすった。 「どーしたの?…悠平の事考えると、寝れなかったんでしょ」 クスッ、と小悪魔的な笑顔で妃が微笑む。 …別に悠平とか関係ないし。 いや…関係あるけど…。 ―…眠いせいで自分が何考えてんのかもサッパリ分かんない。