小鳥の声とともに、本日2度目の起床をした。 適当に野菜ジュースを冷蔵庫から取り出しコップにそそぐ。 それを一気に飲み干すと、ニュースがあっていたテレビを消して玄関に向かった。 マンションの階段をおりていると 「リオ、おはよー!」 と悠平がマンションの下でニコッと笑って手を振っていた。 私は小さく振り返すと、少しにやけた口元を抑えながら急いで階段をおりていった。