私のその返事に一緒に子猫を見ていた先生が少し心配そうにしていたけど、家で猫を飼ってるのを知っている事と私の自信満々な態度を見てかすぐ安心したみたいだった。

でも実際私は心配だった。お母さん怒るだろうなぁ〜
授業中は子猫とお母さんが気になり集中できなかった。
考えているうちにあっとゆう間に昼休み。
給食を早く食べて残した牛乳をもって子猫のいる校舎の外に少し早歩きで向かった。

私より先に同じクラスの子3人が子猫を取り囲んで楽しそうにしていた。
学校が終わるまでは特別に先生に見てもらっている。
あいかわらず元気で、霜をかぶってたなんて嘘みたいに子猫ははねまわっていた。
少し安心して午後の授業が終わり放課後。

私は放送委員会で少し学校に残り作業をしていた。

もう4時。冬だから暗くなるのは早い。
私は学校から家まで子猫を抱いて歩いて帰ることにした。
そこにゆうまが来て
「俺が拾ってきたんだから一緒にお願いしに行くよ」
とゆってくれた。

その言葉に私は少し気が楽になった。
ふたりで子猫を抱いて家へ向かった。