私わ今小学4年生。
またいつもと変わらない朝が始まった。
決まった時間にお母さんに起こされ、眠気が覚めないままご飯を食べる。
私の家では、3匹の猫を飼っている。
白い毛に黒い模様が牛みたいについた「ブチ」
灰色の毛に虎のような模様のついた「トラ」
真っ黒な毛で丸い目に迫力がある「クロ」
この3匹はもともと捨て猫。
兄弟たちが拾ってきた猫たち。
子猫だった3匹はまとめて同じ場所に捨てられていた。
今にもつぶれそうな声で鳴いていて、かわいそうでしょうがなくて家に連れて帰って親を何とか説得し今一緒にいる。
みんな兄弟なのか仲良くて毎日楽しそうに遊んでいる。
そんな猫を見るのが私は大好き!
いってきまぁ〜す
と眠気と戦いながら学校へ登校。
家から学校まではバスで10分。
校門をくぐり学校につくと……校舎の近くで人だかりができていた。
好奇心旺盛な私はすぐにその場所へ向かう…するとそこには段ボールに入った黒と白のきれいな毛並みの子猫。
目はまん丸で透き通ったブルー。
猫が大好きな私は宝物を見つけたような気分になり目が釘付けだった。
ハッと我に返り近くにいた友達に話しかけた。