「そこのお嬢さん♪良かったら俺達と遊ばない?」
登校中、数人の男に声をかけられた。
あぁ……、またか。いい加減苛々する……。
「ねぇってば〜、聞いてる?」
私が無言でいると、一人の男が近付いてきて私の顔をまじまじとみる。
「マジかわい〜。名前は?彼氏いんの?」
その男の質問に、後ろにいる男達も私の答えを待っているように私をじっとみる。