「あぁ、あれ?

お前を救出するための作戦だよ。(笑)

さすがに女子高生には手出せね〜よ。」


結城さんは笑い飛ばす。



でも、それなりに傷ついてます、私。泣



「いいです〜ペットで十分です〜…。」




「あ、そういや何で昨日連絡して来なかった?」

「えッ…。」


まさか結城さんから聞かれるなんて思ってもみなかった。

もしかして…

私が連絡するの待っててくれたりしたのかな…?


「ゆ、結城さんに迷惑にならないかな…とか、いろいろ…考えちゃって…。」

「そんなこと気にしてたのかよ。」


そ、そんなことって!
私結構悩んだのにぃー!泣


今だって、こうやって結城さんとお話しできるのが夢みたいで…

でもその反面、
迷惑にならないかなっても考えちゃう。


「迷惑だって思ってんなら教えね〜って!」


そう言って笑う結城さんの笑顔が、一言が、一気に私の悩みを吹き飛ばしてくれる。