「あぁ!

私担任に呼ばれてたんだったぁ!
だからごめん!
時間掛かりそうだし、2人で先に帰って?」

「え、で、でも…。」


「居残りで課題しなきゃなんないんだよ〜。

じゃあそうゆうことで!

また明日ね!

バイバイ!」


そう言い残して、

ポカーン…とした顔の2人を背に、半ば強引に逃げる様に教室を出た。