「ところで、どこ行くの?」


「ん〜?ケーキ屋。」


俺は車を走らせながら答える。


「…え゙。」


桃の゙マズい!゙って感じの声が聞こえた。


「なぁ、桃?」

「はぃ…。」


「お前なんでダイエットしてんの?」


「だって…

ちょっとでも創平さんに釣り合う様に…って。
ただでさえ創平さんはステキなのに、私も頑張って釣り合う為の努力しなきゃって思って…。」


涙声になりながら、必死に話す桃が愛しい。



やっぱり…

そんなこと気にしてたか。