その一生懸命話す唇を塞ぎたいと思った。


って、

思うより先に、体が動いていた。



桃を玄関に押し倒して、何度も熱いキスをした。



これにはさすがに深雪もかなり驚いていた。

そりゃそうだろう。

俺は深雪と付き合ってた時は結構何事にも冷めていたから。





その日の夜は、

もう桃がかわいくて愛しくて…


懲りずに桃を抱いた。