だから怒らせてしまった桃は、今日は家には来ないだろうと思ってた。


その日は久しぶりの飲み会とゆうこともあって、上司にかなり飲まされた俺。


そんな俺を、

「家知ってるから送ってくわ!」

と言って、深雪がその場から連れ出した。

周りの奴らは囃し立てて来たが、俺は断った。



でも1人でろくに歩けないくらい酔った俺は、いつのまにか深雪に連れられ、家に着いていた。



ぼーっとしていた俺が、はっと意識を戻すと、


なんと桃がいた。