「誘ってんのか。」 「!? 違っ!そうゆう意味じゃ…。」 「照れんなよ〜。(笑) じゃあこのまま…俺ん家な?」 私は素直に頷く。 たまたまお母さんは仕事でいなかったけど、 さすがにたっくんにも 彼氏の家に泊まり、なんて言いにくいから… 景ちゃんに協力してもらった。 景ちゃんはあっさり OKしてくれた。 ハンドルを握る手と逆の手が、私の手を握る。 「やっぱ… こうしてると落ち着く。」 「私も。」