「その顔は、反則。」

「んえッ…。」


ただ見つめてただけだよ…?

結城さんだって…
あの意地悪な笑顔は反則だよ?


…ドサッ


頭には柔らかい布団の感触。

見上げれば、天上。



…私、結城さんに押し倒されてる!


「桃…抱きたい。」


すごくエッチな声で
ちょっと困った顔で…


そんなこと…言われたらッ…




「…だ、だめ…。」



意地悪仕返してみた。

でも…




「却下。」




結城さんは私の上に覆いかぶさって、キスをする。

大人のキス。



…結城さんはキスも上手。