いつの間にか、

公園の駐車場に車は止まってる。


「なぁ、桃。」


結城さんに名前を呼ばれるけど、
恥ずかしくて顔が上げられない。


「こっち向いて?」


結城さんが私の顔に触れた途端、目の前には結城さんのアップ。


キャッ…

一気に顔が赤くなるのがわかる。


「桃、俺期待していいんだよね?」