「さ、乗って。」


結城さんの指差す先には黒い車。

「え?」


「ちょっと…話したいことあってさ。

今日時間ある?」


「は、はい!」


「よかった。」


結城さんの話しってなんだろ…?


でも、

私も夜電話するつもりだったから…
ちょうどいいかも。